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第11回 日展 神戸展

灘・東灘

日本最大級の総合美術展、日本美術展覧会「日展」が、六甲アイランドの「神戸ゆかりの美術館」「神戸ファッション美術館」で開催されます。神戸での開催は一昨年、昨年に続いて3年目となります。

「日展」は、明治40年（1907年）に開催された第1回文展（文部省美術展覧会）にはじまり、帝展（帝国美術院美術展覧会）を経て、戦後、日本美術展覧会となった長い伝統を誇る総合美術展です。

日本画・洋画・彫刻・工芸美術・書の5部門からなり、国内主要都市で巡回展が開催されています。神戸では、全国を巡回する作品に加えて、兵庫・大阪・奈良・和歌山の地元作家の入選作品、総数約530点が展示されます。

本年度は地元書家の田中徹夫氏が内閣総理大臣賞の栄誉に輝き、さらに日本画で3名、書で1名の特選受賞者が出ています。
巨匠たちの作品から地元作家の入選作まで、日本美術の「今」を映し出す力作の数々を見てみてはいかがでしょうか。